【牡羊座新月(4/20) 〜理想とそれに向けたタスクを徹底的に行う〜】
4月20日は牡羊座の終わりぎりぎりで2度目の新月です。
そして、日本では部分日蝕です。
月も太陽もこの直後に牡牛座に入るため、
新月的な雰囲気としてはすぐに消えてしまうかもしれません。
ただ、日蝕であるため影響としては半年ぐらい残ることになります。
新月図の牡羊座の太陽と月は9ハウスにあり、
満月の時と同様、理想やより高みを目指していく新しい活動にエネルギーを注いでいこうとするムードが見て取れます。
太陽と月の近くには木星もあることから、
理想に向けた意気込みも広がっていきやすいでしょう。
ただその太陽と月に対して、
6ハウスにある水瓶座0度の冥王星がスクエアの配置を取ります。
サインの関係としては火と風で呼び合うエレメント同士となりますが、
配置的にはタイトなスクエアとなるため、無視できない影響力と言えるものです。
6ハウスは具体的なタスクやスキル、健康などと関連する部分で、
対外的な領域(7ハウス)に関わる手前の自分側の準備や作業ともみなせる場です。
ここに冥王星がある場合、膨大なタスクがあってもそれに向き合って徹底的に実行していく、
そして水瓶座であるということから、人との関わりの中で行われたり、情報や客観的な視点を取り入れた活動であるということがわかるでしょう。
新しい理想に向けた動きに対して、
そこに至るために実際やることも多く、
人を動かしたり、情報を集めたりとったり、客観的に検証したり……と、
膨大な作業をこなしていかなくてはならないでしょう。
このとき、冥王星は徹底的に何かを行う場合と、
まったく動かない状態のふり幅の大きい天体であるため、
スイッチを入れるか入れないか、という決断が最初にあります。
理想に向かって腹をくくって動くか、
タスクが多くて大変なので理想をあきらめるか、
という決断をすることになるでしょう。
それは理想を手に入れるかあきらめるかの二択です。
日蝕ということもあり、
腹をくくって理想に向かった人は半年後ぐらいにその成果を見ることができるはず。
そしてそれは誰もが納得をするようなものとなるでしょう。
選択としてはハードな部類に入るかもしれませんが、
チャレンジによって得られるものも大きいものとなるため、まずは気持ちの上でそれを乗り越える必要があるのです。
理想に挑戦するか、距離を置くかは自分次第でしょう。
さてこの時期のおすすめアロマは、
牡羊座のローズマリー
水瓶座のユーカリ
ローズマリーは、意識を今現在に向け、今やるべきことにエネルギーを注ぎ、行動していくよう促してくれます。
ユーカリは、視野を広げ、客観的な視点で物事を判断するようサポートしてくれるでしょう。
乗り越えるものが多く大変かもしれませんが、自分の未来のために頑張ってみてください。
【余談】
追記として、マンデン的な見方で情勢を見ていくと、
海外での動きに対して雇用や軍事の面で脅かされる…という具合にも読める図です。
現状に甘んじて我慢するか、新しい理想に向けて行動を起こすか…の二択を迫られる配置ですが、
日蝕ということもあり、それぞれの人がどう振舞うかで未来が変わってくることになるでしょう。