【魚座新月（2/20） 〜視点を変えることで豊かな縁に気づく〜】

2月20日は魚座の新月です。

太陽と月は7ハウス、魚座の1度にあります。

水瓶座28度の土星と重なることもあり、少なからずこの土星の影響を受けていると考えられますが、

サインをまたいでいるため、前提条件としてうっすら影響を及ぼしているものとしてとらえていくとよいでしょう。

7ハウスにある魚座の太陽と月は、

対人関係（7ハウス）における、目に見えないつながり（魚座）を示すものと考えてよいでしょう。

今、目の前にいる人とのつながりは偶然のものではなく、

目に見えないところでつながっているからこそのものであると感じられる瞬間があるかもしれません。

また、そうした縁に感謝し、前向きにとらえていくことで、

このようなつながりがさらに広がり、

縁からもたらされる豊かさを享受できるでしょう。

身近な人ほど、目の前にいることを当たり前と流してしまいがちですが、

様々な偶然が作用して、めぐり合っていると考えてみたり、

またそれも必然の流れによるものであることを受け止めていくことで、

自分自身が素晴らしい体験をしているということにも気づくはずです。

さらに、水瓶座の土星のサビアンは「さなぎから出てくる蝶」というシンボルですが、

さなぎは現実の世界、蝶は霊的な世界を示すものであり、

目に見える世界から目に見えない世界へと視点を変えていく様子がうかがえます。

目の前の状況について、目に見えない要素についても考慮し、視点をシフトしていく中で、

そうしたことに気づくことができるとも言えます。

そして太陽・月・土星が7ハウスにあるので、

それが対人関係の中で起こる……というわけです。

当たり前のものほど視点を変えてみることで、ドラスティックに変化していきます。

ちょっとしたひと時や、一挙手一投足の重みが変わってくる、という言い方もできるかもしれません。

そして日常が特別な何かによって形成されていることにも気づくでしょう。

またこうした気づきは、より豊かな縁を引き寄せてくるものともなります。

特別という気持ちが、自分にとって豊かさにつながる何かを引き寄せてくるのです。

思いがけない出会いや縁などが形成されていきますが、

そうした縁の豊かさを存分に感じていきつつ、

この時期を有意義に過ごしていってください。

さて、この時期のおすすめアロマは

魚座の

ジャスミン

ミルラ

です。

ジャスミンは、心身に根付いた感覚を引き出し、豊かさを享受するよう感受性を高めていきます。

ミルラは、洞察力を高めつつ、物事の裏側にあるものや本質に気づくようサポートしてくれるでしょう。

二つの精油をうまく使いつつ、

この時期の良い波に乗っていってください。

【獅子座満月（2/6） 〜とらわれているものに気づく〜】

2月6日は獅子座満月です。

牡牛座の天王星が絡む形でぎっちりとしたTスクエアになっていて、

大きな変化が起こりそうなムードが漂っています。

水瓶座の太陽は2ハウスにあり、獅子座の月が8ハウス。

また牡牛座天王星が5ハウスにあることから、全体にTスクエアの配置を取ります。

お金（2ハウス）やそれにまつわるつながり（8ハウス）と、

意欲を感じること（5ハウス）について、

そろそろ、それを変えていかなければならない……という状況がやってきそうです。

そしてそれは、何かを奪われるような感覚をもたらすものとなるかもしれません。

主要な天体はカデントと言われるハウスグループにありますが、

ここは生きていくことを維持するための必要不可欠なものに関連したハウスとされています。

2ハウス：お金や物質

5ハウス：生きる熱意

8ハウス：結びつく人

11ハウス：未来への希望

と物質的・つながり的な必要性の高い要素と、意欲やモチベーションといった燃料的な要素とで構成されていますが、維持するという点で、ある程度、安定を求められます。

しかしそうした部分での変化が起こったり、それまでと違う流れになるようなとき、

重要な定番部分を無理やり変えられたような抵抗感を覚えることもあるでしょう。

自分の中の「定番」にたいして、それに頼っているところも大いにあるはずです。

そして「定番」は安心につながりますが、いつまでもその「定番」があるということを求めることは、

「こだわり」につながるものでもあります。

ただその「こだわり」が強くなりすぎると、

かえってそれにとらわれてしまうことになるでしょう。

そのため変化は一見、自分から何かを奪っていくような感覚をもたらすかもしれません。

しかしそれにこだわっているからこそ、大切な何かを奪われるような心境になるのです。

小さな変化をせき止めていた結果、それが大きな力となり、それらがまとめてやってきたとかんがえることもできるでしょう。

そして、様々な変化が進行しきったあと、

こだわりにとらわれていたそれまでの自分を再確認するはずです。

実際の所、現状とのずれが少しずつ蓄積してきたものに対して、

それを修正するような形で変化は訪れますが、

こだわりが大きかった場合、蓄積されたずれも大きくなり、

変化に対する抵抗感や変化におけるショック大きなものとなります。

このとき、変化が起こったこと自体に目を向けるのではなく、

自分がこだわっていた事柄に意識を向けてみることで、その先にある問題の本質に気づくことができるかもしれません。

なぜこだわっていたのかが理解できることにより、そこから解放されることにもなるでしょう。

心理的にも負担の大きい時期かもしれませんが、大切なものが何かに目を向けつつ、

変化をより良い形で受け止めていってください。

さてこの時期のアロマは、

水瓶座のネロリ

獅子座のオレンジ

です。

ネロリは、変化におけるショックを柔らかく受け止めつつ、本質に目を向けるよう促してくれます。

オレンジは、明るさをもたらし、変化の中でも気力を保っていけるようサポートしてくれるでしょう。

動きのある時期ですが、重要なことに意識を向け、

その先にある良い流れへとつなげて行ってください。