2016年06月30日

蠍座の火星、順行へ

<蠍座の火星、順行へ>

蠍座の火星が本日30日から順行に戻りますが、逆行から順行へのタイミング(もちろん順行から逆行へのタイミングも)の、前後数日は留という、天体が止まっているように見える状況になります。

動けずににっちもさっちもいかない…ということでもあるので、
太陽や月やアセンダントが、火星をルーラーとするサイン(牡羊座や蠍座)にある方は、
ちょっともやもやしたり、足止めされている感覚を覚えるかもしれません。

もともと火星は蠍座のルーラーですし、また内側に深化していくサインである蠍座での逆行ですから、深く深く物事を掘り下げていく傾向が強くなります。言ってみれば、あれこれ心の中にたまったものをひっくり返して、蠍座テーマにまつわる後悔やら、嫉妬やら、怒りやら、執着やら、こだわりやら、行き場のない感情やらをあれこれ考える時期になったのでは。

そして、その期間も終わりに近づき、ここ一週間ぐらいの間に、なにがしかの落としどころが見つかり、火星の順行、そして速度が上がるにつれゆっくりと歩みを進めていくことになるはず。

場合によっては、過去に区切りをつけたり、何か未来への決心を固めた方もいるかもしれません。

この火星が射手座に入るのは、8月3日なので、後始末みたいに気持ちの整理をつける期間がもうひと月ほどあるという感じですが、その中で着実に選択の正しさをじんわりと実感できるようになっていくでしょう。

ただ、射手座に入ったら入ったで、また柔軟宮祭りから別の問題が発生する可能性はあるのですが(^_^;)
ひとまず、小さな決断を胸に、前を向いて歩んでいきましょう。






posted by といし at 10:55| Comment(0) | 西洋占星術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月21日

<自己調整の満月と、発信し共有する夏至図>〜射手座満月と夏至図〜

<自己調整の満月と、発信し共有する夏至図>

20日の射手座満月からの21日夏至と、あわただしくテーマが変遷していくここ数日です。

私自身も、忙しかったり、あれこれ考え込んだり、もやもやしたり…と、まあ落ち着かない日々です(今日もまだ落ち着かないのですが(^_^;))


20日の満月は太陽双子座29度、月射手座29度というきわっきわの度数で起こっておりまして、サビアンなどを見ると、多勢の前の旗振りや、大海を前にした美人コンテストなど、大きい威力・勢力を目前にしつつも、自分なりにできることを精いっぱいやる姿が浮き彫りになります。


太陽は6ハウス、月は12ハウスという心理的・具体的調整力と対外への貢献に関連するので、自分なりにできることで、心身の調整をする・貢献していくということを示す図といえるでしょう。


新月からの流れと柔軟宮のグランドクロスで、いろいろ考慮したり、あれこれ飛び回るなどあるにしろ、「自分なりにできることを精いっぱいやっていく」という落としどころを見つける流れが見えてきます。


その上で、すぐ次に来る夏至の影響により、向こう3か月の推進方向が見えてきます。
柔軟宮過多→夏至(蟹座太陽イングレス)という流れですから、
柔軟宮が提示する、バリエーション豊富な提案に対して、活動宮が「今、ここ」という時間感覚からの決断を引き出しますので、何に力を入れるかを選択し、限界のある気力や体力をそこにつぎ込むことになります。


夏至図の太陽は11ハウスという同じ志を持つ人と未来を共有する場にありますから、そうした場に対して、自分なりに心に決めたこと、気力を注ぎ込みたいテーマなどを発信していくことになるでしょう。11ハウスではただ発信するだけではなく、その後の展開として、同じ意思を持つ人たちが集まって、力を合わせながら、そのテーマを推進していくことになります。

ただし、蟹座なので、まずは共感できる範囲での小さな範疇・小さなグループからということになりますが。


それでも未来への一歩は確実に踏み出すことになりますから、やりたいことがふっと心に浮かんだり、アイデアが湧いてきたのならば、積極的に発信していきましょう。


それに対する、自分自身のスタンス「やれることを精いっぱいやる」はすでに決心として降りてきているので、一歩を踏み出すのに躊躇することはないはずです。
また踏み出してみれば、共感してくれる仲間がやってくる可能性が大きいので、一人でごり押しや孤独な作業ということにはならないでしょう。


また、ここで芽吹いてきた意思は、その場の思いつきではなく、それまでの柔軟宮で何度も何度も練ったり・こねたり・思案したものの成果でもあるので、一見、途方もないもの・突飛なもののように感じられても、人からどう言われようと気にせず、丁寧にアウトプットしていったほうが良いでしょう。


posted by といし at 10:34| Comment(0) | 西洋占星術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年06月16日

執着について(火星蠍座)

<執着について>

執着について、ちょっと気になっているので、まとめてみました(…と、言いつつ、まとまってないかもしれませんが(^_^;))

例えば、失恋して(まあ、恋愛が一番わかりやすい例なので…(^_^;))、
相手を忘れられないという場合などに執着は働いていますが、
それがどこから来るのかというと、ひとえに自分に向けられた肯定的な価値づけがネックになります。

自分を好きだと言ってくれた、ほめてくれた……など、
相手から受容されたということが、その人自身の存在が価値あるものであることの支えとなってしまうことに、執着の起因があると考えられるのです。

相手から「価値がある」という認証を受けたことにより、その価値づけを心のよりどころとしてしまい、その人物が離れる=価値づけを失うという公式が浮き上がります。

相手を忘れられない…などの執着が生まれているのは、実は、自身の価値についての喪失から来ていて、価値のない自分に戻ることに対する恐怖に起因しているといえます。

さて、なぜこんな価値づけが重要になるのでしょうか?

そこには、「自己否定感」や「自己評価の低さ」が潜んでいて、自分自身の評価や価値を、相手からの評価というもので自分自身を価値づけし、心の埋め合わせをするという構造があるからかもしれません。

バリバリ活躍していて自信があるように見える人物であっても、特定のテーマや事柄に関して(例えば、容姿や身体的なこととか、過去の恋愛の成り立ち、家族間の関係性とか)自己評価が低いということもあるので、一見、自己評価に悩みそうでない人でも、そこにハマることもありえます。

女性の場合、他者認証を求める度合が男性より高い(モイスト要素強い、ともいう)ため、失った関係=失った価値に対するショックは大きいかもしれません。
(もちろんそうでない方も多いと思いますが)

また、過去に得た自分自身の価値と、現在においてそれを喪失した状態のギャップもその人本人を苦しめる要素となっています。
あの時あったあれが今はない…、
しかもそれは自分自身の存在価値に関するものなので、相当苦しいものとなりうるのです。

こうしたことから、相手に対する執着=価値のあった過去の自分への執着という隠れた要素が浮き彫りになったと思います。

執着は、恋愛などだけではなく、そのほかの人間関係や、物質的な面でも起こりやすいのですが、占星術的に見ると、維持力の強い不動宮でこうした心境は発生しやすいように感じます。

切り替えの早い活動宮や多彩なバリエーションや選択肢を持つ柔軟宮と比較すると、長期的に状況を維持しようとする不動宮にとって、状況の変化は多大な圧力として感じられるようです。

長期的にずっとこの状態でやっていこうと思ったのに、変化がやってきたということ、さらに、この状態を一度手放したら二度と同じような状況を得られないかもしれない…という緊迫感があり、手放しにくい心境が浮き彫りになってくるでしょう。

さらに、その中でも他者と心情的に結びつこうとする蠍座は、どうしてもその傾向が強くなってしまうかもしれません。蠍座にも良い部分も多いのですが、いざ手放す、距離を置くなどの状況になったとき、感情的なつながりを維持しようとする傾向から、困難なことになりやすいでしょう。

共依存なども、「相手から必要とされている自分」に価値を感じ、そこから離れると、その価値も手放さなければならない状況が、双方において起こっているわけですから、離れる困難さもさらに上がっていくでしょう。

不動宮に対して、先行するトライン関係になる柔軟宮は、手放しのきっかけを作ってくれる要素を提案してくれます。たとえば、蠍座なら→魚座という感じに。
不動宮の「これしかないから手放したくない!」感に対して、「こんなのもあんなのもあるよ」と様々な選択肢を提案し、手放しや離別の苦痛を緩和します。

この人を離しがたいと感じる蠍座に対して、魚座は目に見えない縁・不特定多数とのつながり、場合によっては霊的な関係性を持ちだして、その人以外にもあなたはいろいろな人とつながっていることを提案してきます。

もうちょっと怪しい話寄りのことで表現すると、魚座が持ち込む霊的な世界観は、
「あなたと私のつながりは現実の世界では切れてしまうかもしれないけれど、縁があったということは、目に見えない世界では霊的に近しい存在で、お互いにこの状況を課題として乗り越える必要がある霊的な同胞ともいえる…」と、ちょっと違う次元からの提案も出してきたりします。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが(^_^;)
山羊座での上下関係を抜け、水瓶座で目に見える世界での横つながり関係を見出し、さらに魚座で目に見えない世界での横つながり関係を見出していくので、こうした話にもなっていくわけです。

魚座での「手放し」は、裏ルートを見ると永遠の別れや分離がない事を示す話にもなるので、安心して目に見える状況を手放すことを促していく…ととらえても良いかもしれません。

なぜ、まあこんな話になったかというと、逆行中の火星(蠍座)が手放せないもの、手放せなかったもの、手放したと思ったらそうではなかったものを想起させ、魚座の海王星が二重の意味で、それらの掃除(もしくは解放)を促進していく時期なのかな…と思う事象が自分を含めて周辺で多々あったので(^_^;)、ちょっとまとめてみたということです。

ただ、逆行中の蠍座火星ですので、なんとなく手放しできました〜というより、
じっくり掘り返して、掘り返してみたら、こんな感情見つけました…
みたいなところから始まるかもしれません。

ちなみに、魚座の世界はフラワーエッセンスやアロマとも関連深いですから、それらでフォローするのもおすすめですよ。
posted by といし at 11:24| Comment(0) | 西洋占星術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする