5月16日は蠍座の満月で、皆既月蝕です。
(残念ながら日本では見られません💦)
9ハウスの牡牛座太陽とドラゴンヘッドと、3ハウスの蠍座の月に対して、
6ハウス水瓶座土星が関わりTスクエアに。
また5ハウス山羊座冥王星、7ハウスの魚座海王星・火星とともに、クレイドルの配置となり、
なかなか盛りだくさんの配置と言えます。
太陽と月の配置から、
身の回りの情報だったり、日常的な物事を丁寧に深掘りしていくことで、
自分を高めていくような具体的な指針や理想のあり方を確立していく流れが基本になります。
これに対して、6ハウスの水瓶座土星が、使える形で言語化・明示するよう促します。
深いところで思っていることや、感覚的につかんでいることについて、多くの人たちと共有し、活用できるような形で提示しろ…と促す配置と言えるでしょう。
まあ、感覚的に把握したものをマニュアル化しろ…ということに近いかもしれません。
牡牛座−蠍座における、言わなくても深いところでつながっているからわかるよね、というスタンスに対して、共有できるよう言語化を求められる…ということでもあります。
何もかもを言葉にする…ということは容易ではありません。
大体において、それが言葉にした段階で拾いきれないものが出てきてしまうことが多いことが理由です。
しかし水瓶座というサインの性質上、拾いきれないものは放置……ではなくて、
厳密に、余すことなく拾いきることを要求してきます。
自分の中で何度も何度も検証し、言葉を研ぎ澄まして事にあたる必要があるため、ある意味、相当時間がかかることにはなるでしょう。
しかしそれをやることで、それまで見えにくかったものが浮かび上がってきて、多くの人の役立つ何かにになっていきます。
楽な作業ではないのですが、腹をくくって取り組んでみてください。
またその一方で、5ハウス山羊座冥王星、7ハウスの魚座海王星・火星がサポートをするような配置を取ります。
徹底的に楽しんでみたり、また積極的に人とやり取りしながら、その全容を少しずつ把握していくことになるかもしれません。
すこしわかりにくいことなどある場合、周りの人たちと話し合ったり、意見を出し合うようなことでも、プラスになる何かをつかむことができるはず。
自分なりに楽しんだり、人と語り合うなど、様々な角度から、そのテーマを検証してみることが、本質的な何かを把握することのヒントにもなっていくでしょう。
そして、この時期大切なもう一つのことは、あきらめないこと。
それなりに時間がかかることでもありますので、腰を据えて取り組んだり、
また、時間がかかる前提で、長い目で関わっていくのも良いでしょう。
そうして拾い上げたものが次第に大きな成果となっていき、
いつかしら、自分自身にとってだけではなく、多くの人にとって、長い人生を歩んでいくための道しるべとなっていくはずです。
さて、この時期のアロマは、
牡牛座のローズ
蠍座のサンダルウッド
ローズは、豊かな感性を引き出し、理想のあり方を感覚的に把握させてくれます。
サンダルウッドは、深いところにあるものに意識を向け、それを引きあげてくるようサポートしてくれるでしょう。
またサンダルウッドは、長期的なプロジェクトに対する忍耐強さも与えてくれます。
難しい時期ではありますが、香りのサポートを活用しながら、
本当に大切なものに目を向けつつ、じっくりを歩みを進めていってください。